専業に憧れる小口相場師の小話

兼業相場師、専業相場師目指します

専門を持つ大切さ

 こんにちは友午です。

 

今回は、筆者が一番好きな投資書籍である 板垣 浩氏の『自立のためにプロが教える株式投資』より筆者が思うにこの書籍で一番大切な部分だなと思う箇所をご紹介します。

 

 

 

1.本題に入る前に

この書籍のタイトルでもあるように、『自立』がとても重要です。

株式投資を始めたばかりの方や下級者は、どの銘柄を買ったらいいのか分からない。

どのやり方をしたらいいのか分からない。

そのため、ある程度投資経験者に助言をいただくことをがたくさんあると思いますが、この書籍を読むことで卒業できます。 この書籍の思考をインプットし実践(アウトプット)すれば、初心者から脱出し自立できます。

筆者は、まだ(たぶん)7回しか読み返してませんが、これからもこの書籍は永遠と読み続けると思います。 筆者にとって株式投資の教科書と言える存在です。

 

話しを元に戻しまして、本書の一番大切な部分は、「対象物の専門化」「やり方の専門化」を決めることだと思います。(本書の69ページ~72ページ)

 

2.対象物の専門化とは

現在では日本の上場銘柄は3800社程度あります。 この上場銘柄から売買する銘柄を決めなければなりません。 

 

株式においての対象物を例に挙げてみます。

東証一部 東証二部 日経225採用銘柄 JPX400 新興株 仕手株 優待株 値嵩株

低位株 ゲーム株 テーマ株 高配当株 セクター別(建設・小売りなど) 

 

株式でなければ、

国債、通貨ペアを固定したFX、日経先物、ダウ先物、石油類先物 穀物先物 貴金属先物など

 

なぜ投資対象物の専門を決めないといけないのか?

板垣氏曰く、実践するスポーツの競技を決めるようなこと。(下記、引用)

ポーツを考えればよい。陸上、ゴルフ、テニス、サッカーなどなど、あげればキリがないくらいの種類がある。 そのいくつか少しずつかじっただけではスポーツというものがわからないし、少々やった程度だけでは上手くならない。 上手になる早道は、あるひとつのことに集中することである。

『自立のためにプロが教える株式投資』  板垣浩 著 (69~70ページより)

 筆者は、相場で利益を得ることは、スポーツの大会で賞金や年俸を稼ぐようなことだと思っています。 その競技で金を稼ぐことを考えるとひとつに絞って練習・実践を積みますよね。 また、野球未経験者がプロのホームランバッターに3カ月間みっちり打撃を教わったとしても、3か月後にプロの投手相手にホームランが打てないのは想像つきますよね。 ひとつの競技を選び、日々鍛錬を積むこととでプロに近づいていくそう思ってます。

 

では、どうやって対象物の専門を選ぶのか

それは、好きなものを選べばいい。 好きな価格帯、好きな会社、仕事にゆかりのあるセクターなどなんでもいい。 板垣氏は、証券に勤めており会社で建設株担当だった。 途中で化学株担当に移ったが、自分には合わずに建設株担当に戻してもらい、証券会社を辞めた後も建設株しか取引はしたこがないとのこと。

 

3.やりかたの専門化とは

 競技を決めた後は、プレースタイルに例えられます。

筆者は20年以上野球をやっている。 20年もやっていると、自分のプレースタイルは分かってきます。 筆者は悲しいことに弾道は低い、打撃スピードはあるが弾道が低くジャストミートしても深めの外野フライになってしまう。 フルスイングはせずにシングルヒットを狙う打撃スタイルである。

 

相場においてのやり方とは 

買専門 売専門 ツナギ サヤ取引 押し目買 戻り売 順張り 逆張り うねり取り リズム取り

などがあげられる。

空売りに苦手意識があるのであれば、買い専門になればいい。

自分にあったやり方を探す必要はあるが、まずは、ひとつのことを続けてみないと自分に合うかわからない。 あれもこれもと試すと先ほどのスポーツの競技と同じく少々やった程度ではわからないということです。

 

4.専門の具体例

板垣氏の専門は

対象物の専門・・・建設株

やり方の専門・・・買いを主にし (たまには空売りもする)細かい分割でうねりをとる。

というやり方である。

 

筆者は

対象物の専門・・・東証一部の低位株

やり方の専門・・・安値を細かい分割で買い 数カ月の上昇後コストダウンのツナギを入れる

 

というやり方に決めている。(;^ω^) まだ決めてから1年経っていないので、自分の手に合うか模索している。 おそらく少なくとも3年~5年は実践する予定です。

 

東証一部の低位株は、たくさんあるじゃないかと思われるかもしれないが、たくさんあるなかから絞っています。(下記5銘柄)

日本水産 ENEOSホールディングス 東レ 住友化学 王子ホールディングス

 

実際にコストダウンの銘柄で保有しているのは、ENEOSホールディングスのみです。

他の銘柄を買いで仕込むにはコロナショックのような暴落をずっと待っています。

暴落щ(゚Д゚щ)カモーン

 

でも、実際に暴落が起きると、ENEOSだけ買い足して、他の銘柄は見送りかもしれません。 このへんは、その時の資金とENEOSのコストをどれだけ下げれたのかになるかもしれません。 買いポジションを2銘柄同時に仕込むのは、資金的にも精神衛生上も良くないですから。 

 

5.やり方の専門の前に

この書籍に基本となる売買をご紹介しています。 それが、2分割売買です。

やり方の専門を決められない。 やりたい専門が難しそう。 そう思うのであれば、ぜひ、2分割売買をやってほしいです。

板垣氏は、一般投資家の売買専門家の売買の違いについてこう苦言しています。

 

一般投資家・・・当てもの売買 確率2分の1を超えない

専門家の売買・・・波乗り売買 向上できる

 

一般投資家の売買は、上か下かを当てようとする。

~中略~

欲が絡んで2分の1より低くなる。値幅と株数の問題がある。 たとえば、当たった時の値幅を大きく、株数を多くし外れたときの値幅を小さくとどめ、株数を少なくすれば差し引き利益になる。と、しかし、現実の売買では実行不可能なのでだ。

それにたいして、上手な人の売買は波乗りであり、上手か下手か、ということになる。上達する可能性がある。

『自立のためにプロが教える株式投資』  板垣浩 著 (220ページより) 

 

単発の場合は、波乗りと言っても当てもの的要素が残っていた。 それが二分割になると連続性が出てくる。 この「連続性」は、売買回数(行程)でいえばたったの一回の増加であるが、この一回がはななだ重要であって、いわいるアマチュアとプロとを分けるのは、この一回であるといってもよい。

『自立のためにプロが教える株式投資』  板垣浩 著 (252ページより) 

 

200株買う予定であれば

100株・100株と二回に分けて手仕舞いは一括。

二回目の100株は最初の100株の時よりも低い値で買う。 もし、失敗したと思ったら損切すればよい。 最初の100株を偶然にも安値で変えた場合は、追加の100株を控えればよい。

 

繰り返し売買していくうちに波乗りとはこういうことかと実感できるようになる。

 

筆者も繰り返し分割売買を行っている。

まだ、波の乗れた!という感覚はうまくつかめてませんが、失敗したかな?っという感覚はつかんできている。

 

ENEOSとは別の4銘柄別の中から練習売買をしています。

 

6.まとめ

自立するには、人に頼らず自分で売買しなけばなりません。 投資はすべて自己責任です。 ぜひ、自分の専門とはなにかと問い自分のやり方を持ってほしいです。

筆者は、投資の勉強が好きで勉強する日々でしたが、どれも、上達せずに悶々としている日々を送ってました。 自分の専門を決めてしまえばいい。 そう思ってから、迷いが消え負け組投資家から脱出できた気がします。(実際に負けの80万を清算した)